
睡眠外来
不眠症・いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)・CPAP
「眠れない」「夜中に目が覚める」「日中ひどく眠い」「いびきが激しい」――これらは睡眠障害のサインかもしれません。当院では不眠症・睡眠不足症候群・睡眠時無呼吸症候群(SAS)を中心に、保険診療で診察・検査・治療まで対応しています。
不眠症とは、睡眠をとる十分な機会があるにもかかわらず、眠れない・眠りが浅い・途中で目が覚めるといった症状が続き、日中の生活に支障をきたしている状態です。入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害の4つのタイプがあり、複数が重なることも少なくありません。
- 寝つきが悪く、布団に入っても30分以上眠れないことが続いている
- 夜中に何度も目が覚め、朝まで熟睡できない
- 朝早く目が覚めてしまい、その後眠れない
- 睡眠時間は確保しているのに、日中眠気・倦怠感が続く
- 睡眠薬をすでに服用しているが、量が増えている・やめられない
- ストレスや心配事が多く、眠れない日が続いている
当院では薬物療法と非薬物療法(睡眠衛生指導・CBT-I)を組み合わせた治療を行います。薬に頼りすぎない治療を目指し、患者さまの生活スタイルに合わせた個別のアプローチを提案します。
睡眠薬には複数の種類があり、それぞれ作用機序・依存リスク・適した症状が異なります。
| 種類 | 主な薬剤例 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|
| オレキシン受容体拮抗薬 | スボレキサント(ベルソムラ) レンボレキサント(デエビゴ) |
依存性・筋弛緩作用が少なく、当院で第一選択。自然な眠りに近い。 |
| メラトニン受容体作動薬 | ラメルテオン(ロゼレム) | 依存性なし。概日リズムを整える。入眠困難・時差ぼけに有効。 |
| ベンゾジアゼピン系 | トリアゾラム、ニトラゼパムなど | 効果は確実だが依存・耐性・筋弛緩(転倒リスク)に注意。長期使用は避ける方向で。 |
| 非ベンゾジアゼピン系 | ゾルピデム(マイスリー)など | ベンゾより筋弛緩は少ないが依存リスクあり。高齢者には慎重に。 |
SAS(Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が繰り返し止まる病気です。1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数(AHI)で重症度を判定します。放置すると高血圧・心筋梗塞・脳卒中のリスクが高まるため、早期発見・治療が重要です。
| AHI(無呼吸低呼吸指数) | 重症度 | 主な治療方針 |
|---|---|---|
| 5未満 | 正常 | 生活習慣の見直し |
| 5以上15未満 | 軽症 | 減量・体位療法・口腔内装置(マウスピース)など |
| 15以上30未満 | 中等症 | CPAP療法または口腔内装置 |
| 30以上 | 重症 | CPAP療法(保険適用)を第一選択 |
当院では簡易睡眠検査(在宅スクリーニング)および精密睡眠検査(PSG)をいずれも院内で実施しています。小型モニターをご自宅に持ち帰り一晩装着するだけの簡易検査から、脳波・呼吸・心電図など多項目を同時計測する精密検査まで、症状や目的に応じて対応します。AHI 20以上で確定診断とみなしCPAP処方が可能です(保険適用)。
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法)は、就寝中にマスクを通して一定の陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐ治療法です。中等症〜重症SASに対する第一選択治療で、保険適用で受けられます(月1回の定期受診が必要)。
睡眠不足症候群とは、慢性的に必要な睡眠時間が確保できていないことで、日中の強い眠気・集中力低下・気分の落ち込みなどが生じる状態です。「不眠症」と異なり、眠ろうと思えば眠れるが、仕事・生活習慣などによって睡眠時間が削られているケースです。
- 平日と休日の睡眠時間の差が2時間以上ある(社会的時差ぼけ)
- 休日に長時間寝ると日中の眠気がなくなる
- カフェインで眠気を紛らわせながら仕事をしている
- 慢性的な倦怠感・集中力・記憶力の低下がある
新宿 アイランド内科クリニック
西新宿駅直結・徒歩2分。平日 10:00〜19:00(昼休み 14:00〜15:00)。
予約不要(あるとスムーズ)・当日受診も受け付けています。

